新車値引きブログ
7.12025
【ご質問回答】今後のEVとガソリン車のリセールについて⇒結論:ご案内は出来かねます

EVとガソリンの設定が有る車種で、「長期のリセール」へのご質問
現在はいろんな車種が販売されておりまして、お問い合わせを頂いたのは、
「ハリアー」でしたが、ハリアーだけでも
①ガソリン ②HEV ③PHEVの3種類。他にも、④FCEV ⑤BEVなどがございます。
テスラは、⑤BEVだけの会社。
BYDは、③PHEVと⑤BEVの会社。
トヨタは①~⑤まで販売をしており、どれが良いのか、リセールの観点でのお問い合わせでした。
chatGPTでも「将来はEVが新車販売出来なくなる」を含めた議論をしたものの、
私の話を聞きたい!とのご要望でお問い合わせを頂きました。
結論から申し上げまして、
弊社としては「過去から現在までの傾向」「現在の状況」を掲載しており、「未来」はご案内が出来かねます…
そもそもEVってそんなに種類が?規制は?
●種類
FCEV:MIRAIなど水素で走る車
BEV:bZ4Xなどバッテリーで走る車
HEV:ガソリンとバッテリーで走る車(ハイブリッド)
PHEV:外部電源から充電できるハイブリッド車
●規制
日本:2035年迄にFCEV、BEV、PHEV車のみの販売が目標
アメリカ:2035年迄にカリフォルニア州がガソリン車の販売を終了する計画を立てていましたが、まだ不透明
EU:2035年以降、内燃機関(エンジン)車の新車販売を原則禁止。⇒条件付き容認(e-fuel)
なぜガソリン車がリセールが高い?それぞれの特徴は?
EVとガソリン車の環境に良い悪い議論は置いておきまして…
●EV(FCEV、BEV、PHEV、HEV)車の特徴
1.補助金がある(関税が安い国がある
2.燃費が良い
3.特定の整備技術が必要
4.壊れてしまうと高い、耐久に対する信頼性が低い、BEVのバッテリー問題
●ガソリン車の特徴
1.補助金もなく、燃費も比較すると悪い
2.耐久性が高く、整備すれば10年、20年と乗れる、整備しやすい
現時点では、ガソリン車がリセール面では優位。
「購入価格」と、「2~3年後の売却価格」で比べた場合
アルファードHEVよりも、アルファードガソリンが優位
ハリアーHEVよりも、ハリアーガソリンが優位
となっております。
これは先にあげた特徴として、
・世界各国で整備技術や、電気設備が整っている国ばかりではない事
・燃費を気にする国が有れば、気にしない国もある事
があげられます。
その上で今後は?
そもそも論ですが、
“規制がどうなるか不透明”
世界的にEV促進となった際、バッテリーの廃棄問題や、廃車が増え環境負荷が!?などとなった場合、
新車販売を継続OK!
EV補助金廃止!関税率引き下げも停止!
何てこともあり得ないとも限りません。
“世界情勢も不透明”
実際にここ数年起きている事ですが、有事の際に原油が高くなる事も起きております。
逆にシェールガスのように資源を掘り起こす技術が生まれたりもします。
ですが、“ガソリン車⇒HEV”への流れにはなると思います。
ガソリン/HEV/PHEVの車種が、新型になったらHEV/PHEVだけになるなど、
今後は、ガソリン車の新車販売減って、中古車としての市場供給が減る事となります。
スポーツカーは特に、ガソリン車の市場価値は高いでしょうし、
途上国や産油国では、「内燃機関の車の方が」というニーズも多いと思います。
中古車の価格、リセールは、「需給バランス」で成り立っています。
現状の「原油価格/税制/各社新車販売」から変わって、
EVの低関税撤廃、補助金停止などとなれば、EV車が衰退するでしょうし、
原油価格が1.5倍になれば、ガソリン車が衰退します。
個人的な希望や、各省庁、メーカーのお話からの推測はありますが、
コロナや、ロシアウクライナ戦争など、予測もしておりませんでしたので、
5年10年先の事などは予測が付かず、ご回答も出来かねます。というご質問回答をさせて頂きました。
もし同様にお考えの方がいらっしゃるのならと思い、BLOGに致しました。
どうぞよろしくお願いいたします。